エバポレーターからの冷媒漏れ、ヒーターコアからのクーラント漏れがありますと有名なダッシュボード脱着とエバポケース脱着という大掛かりな作業が必要となります。この作業は工賃が高額であり、できれば1度で完全修復を済ませたいというのが関わる業者の気持ちです。その際に気を付けていただきたいのがこのエアコンの風の入り口や出口をフラップにてコントロールしているこのパーツです。ダイヤフラムがゴム製のため経年変化で穴が開き動作しなくなります。こういったチャンスに全て新品交換をしておきたいものです。私の知る限りでは上記の大掛かりな作業を3度連続で経験されているオーナー様がおられました。1度目はエバポ、2度目はヒーターコア、3度目はバキュームエレメント。そう、修理をできるだけ安くと部分的修理を行い埋め戻すと次の不具合でまた掘り返すことになります。全てのパーツを新品に入れ替え、自分がオーナーのうちは二度とやらなくてよいリペアにしておくべきでしょう。ただしこれらのパーツ、入手はもう非常に困難で希少品です。エアコンディショナー仕様車両のエバポケースのトップに設置されているパーツです。
W124S124 バキュームエレメント 1248000275 バキュームアクチュエーター
¥25,800価格